効果測定について
各手法の効果を測定するにあたり、どのような指標を使うか、という例を挙げます。
尚、これらの指標はKPI(業績評価指標または効果検証軸)と呼ばれています。
指標で使う用語の解説
まず事前に各指標で使う用語について解説します。
セッション数 (アクセス数)
サイトに訪れた人の数。その人が何ページ見ようと、セッション数は1とカウントされる。ただし、一定時間以上開けて再び訪れた場合、それは新規の訪問と見なされる。その時間については、解析を行うツールによって異なる。
ページビュー数
サイトに訪問した人が見たページ数の事。
ユニークユーザ数
サイトに訪れた人の数。その人が何ページ見ようと、セッション数は1とカウントされる。セッション数(アクセス数)との違いは、30分以上開けて再び訪れても、ユニークユーザ数は1とカウントされる所である。したがってセッション数よりも厳密に、サイトに興味を示している人を数える事が出来る。
リピーター数
サイトに複数回アクセスしている人の数。
コンバージョン数
ユーザが「目標」を達成した数。
インプレッション数
検索連動型広告/WEB広告で、広告が表示された回数。
指標の説明
では、具体的な指標についてですが、各手法を大きく2つに分け、それぞれ、「広告媒体」「サイト自体」の視点で見ていきます。
広告媒体での手法の効果測定の指標
CTR (クリック率)
セッション数(アクセス数)÷インプレッション数 [単位:%]
広告が表示された中で、それをどれくらいの割合でクリックされているかの指標です。広告内容やキーワード選定の質を測ります。
CPC (クリック1回あたりの料金)
広告費用÷セッション数(アクセス数) [単位:円]
1アクセスを得るのに掛かった広告の費用です。費用視点での1アクセスの価値を測ります。
CVR (コンバージョン率または顧客転換率)
コンバージョン数÷セッション数(アクセス数) [単位:%]
広告をクリックした人の内、目標を達成した人の割合です。広告内容やキーワード選定が目標とフィットしているかを測ります。
CPA (顧客獲得単価)
広告費用÷コンバージョン数 [単位:円]
目標を1回達成するのに掛かった広告の費用です。費用視点での1コンバージョンの価値を測ります。
ROAS (広告費用対効果)
※ 目標達成が直接売上に繋がる場合
広告で得た売上高÷広告費用 [単位:%]
広告で使った費用を回収できた割合です。売上高が広告費用を下回る場合(つまり赤字の場合)、100%以下になります。費用視点で広告を出す価値があるかを測ります。
ROI (投資収益率または費用対効果)
※ 目標達成が直接売上に繋がる場合
(広告で得た売上高-広告費用)÷広告費用 [単位:%]
広告費用に対し、どれだけの利益(収益)が出せたかの割合です。ROASとの違いは、単なる売上高なのか、利益(収益)なのか、という点です。利益(収益)視点で広告を出す価値があるかを測ります。
サイト自体での手法の効果測定の指標
ナビゲーション評価
目標ページを訪れたユニークユーザ数÷閲覧開始ページでのユニークユーザ数 [単位:%]
サイトに訪れた人が目標ページを訪れた割合です。サイト内のナビゲーションが的確に目標ページへと進むように作られているか、という質を測ります。
コンテンツ評価 ※ランディングページなど複数の閲覧開始ページがある場合
コンバージョン数÷閲覧開始ページ別のページビュー数 [単位:%]
各サイト(ページ)から訪れた人が目標ページを訪れた割合です。各サイト(ページ)が訪れた人を目標ページへと導くだけの魅力をもっているか、という質を測ります。
目標ページ評価
コンバージョン数÷目標ページを訪れたユニークユーザ数 [単位:%]
目標ページを訪れた人が目標を達成した割合です。目標ページが目標を達成するだけの魅力をもっているか、という質を測ります。
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